新居浜市は、グリーンフィールド新居浜(サッカー場)周辺の平尾丘陵地(観音原町)に総合体育館や野球場などで構成する総合運動公園を整備する基本構想をまとめており、現在、用地取得に向けた民有地の地籍調査を2020年度までの計画で進めている。その後、21年度以降には基本計画策定を経て、各施設の実施設計の着手を目指している。
基本構想では、総事業費を約148億円と試算しており、第1期として陸上競技場関連、第2期として総合体育館関連、第3期として野球場関連の整備に順次着手する計画。
新たに建設する施設案としては、観客席約4000人規模でアリーナ、サブアリーナ、トレーニング室などを備えた総合体育館(整備費42〜51億円)や観客席が8000人規模で両翼99bの野球場(14〜22億円)、2000人規模で400bトラック・全天候舗装などの条件を満たした第3種公認の陸上競技場(11〜13億円)、総合体育館に隣接させる弓道場(1・8〜2・4億円)などがある。
提供:建通新聞社