愛媛県警察本部は、松山東警察署建て替えに2020年度から着工する。建て替え施設は庁舎、車庫と署長など宿舎、本部長宿舎。整備事業は、18年度から7カ年継続事業として開始され18・19年度で設計など(地質調査、電波障害調査、庁舎設計)が実施されている。完成は24年10月。
配置計画は、敷地西側の県道松山北条線に面する現駐車場、車庫・倉庫棟がある場所に新庁舎棟。現庁舎棟の場所に新車庫棟を建設する他、敷地東側に新署長など宿舎と新本部長宿舎を建設する。
規模は庁舎棟が鉄骨鉄筋コンクリート造10階建て延べ8695平方b、車庫棟が鉄骨造4階建て延べ1750平方bの車庫部分と単車置き場、スロープなどを一体整備し総延べ床面積は2945平方b。他、署長など宿舎が木造2階建て延べ179平方bと本部長宿舎が木造平屋91平方b。設計は綜企画設計松山支店(松山市)が20年3月25日までの期間で進めている。場所は松山市勝山町。
松山東署の既設規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ4564平方b。 松山東署の建て替えにより警察署施設で耐震化されていないのは、新居浜署(新居浜市久保田町)、久万高原署(久万高原町)の2署となる。2署の既設規模は、新居浜署が鉄筋コンクリート造3階建て延べ2119平方b。久万高原署が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1129平方b。
提供:建通新聞社