日本工業経済新聞社(群馬)
2019/12/12
【群馬】建災防富岡分会と群建協富岡支部環境すみずみパトロール隊で現場の安全パトロールを実施
建設業労働災害防止協会群馬県支部富岡分会(ゥ星和夫分会長)は11日、群馬県建設業協会富岡支部の環境すみずみパトロール隊14人と合同で、現場の安全パトロールを実施した。年末に向けて仕事が慌ただしくなり、また凍結などから災害が増加するため、重点的にこの時期にパトロールを行った。
出発式で諸星分会長は「われわれの仕事は安全第一。しっかり現場を見てチェックしていただければ」と呼び掛けた。
パトロールには厚生労働省高崎労働基準監督署の荒井教隆安全衛生課長なども同行し、富岡・甘楽、建築、下仁田・南牧地区の3班に分かれて、10カ所の現場を見て回った。
富岡市妙義町大牛ほか地内で行われている松義西部地区補完工事の現場では、丁張り作業などを行っている段階。整理整頓や掲示物の確認などのほか、事務所やトイレ内も細かくチェックした。
環境すみずみパトロール隊の新井幸子さんは「現場は整理整頓されており、工事現場の看板もきれいに掲示されていて見やすかった。現場で誰もタバコを吸う方が居ない点も好感が持てた」と感想を述べた。
年末に向けて労働災害が増加する時期。現場の安全対策を確認するとともに、女性の視点から気付いたことを指摘することで、さらなる無事故無災害への意識を新たにした。