近畿地方整備局では、中部縦貫自動車道大野油坂道路の整備を鋭意進めており、これまでに大野・大野東区間および大野東・和泉区間のトンネル工事については、いずれも契約手続きに入っている。和泉・油坂区間では6つあるトンネルのうち、東市布トンネルなど5トンネルで、未契約部分が残る状況だ。
川合トンネルは全長が約2550メートルで、設計はパシフィックコンサルタンツが担当。「大野油坂道路川合トンネル川合地区工事」を鴻池組が落札し、すでに着工済み(延長1592メートル)。残り約958メートルが未契約となっている。
新長野トンネルは全長が約2243メートルで、設計はオリエンタルコンサルタンツが担当。「大野油坂道路新長野トンネル工事」を戸田建設が落札し、すでに着工済み(延長1140メートル)。残り約1103メートルが未契約となっている。
大谷トンネルは全長が約2853メートルで、設計はパシフィックコンサルタンツが担当。「大野油坂道路大谷トンネル箱ヶ瀬工区工事」を青木あすなろ建設が落札している(延長1418メートル)。残り約1435メートルが未契約となっている。
新下半原トンネルは全長が約227メートルで、未契約となっている。設計は帝国コンサルタントが担当。
上半原トンネルは全長が約1146メートルで、設計は帝国コンサルタントが担当。「大野油坂道路上半原トンネル工事」を竹中土木が落札している。
東市布トンネルは全長が約1163メートルで、未契約となっている。設計は帝国コンサルタントが担当。