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建通新聞社
2019/12/10

【大阪】公園新管理運営制度に向け31団体が提案

 大阪府は、服部緑地など18カ所の府営公園に新たな管理運営制度を導入することに先立ち、民間事業者からアイデアを公募、集計結果を公表した。2022年度から順次、新たな制度による管理業務を開始する予定で、事業者は前年の21年度から公募することが見込まれる。今回提案をしなくても、府が事業者を公募する際には応募できる。
 府では、新たな管理運営制度の枠組みとして▽PMO型指定管理(施設整備を伴う指定管理者制度、指定期間=20年以内)▽P―PFI型施設整備(公募設置管理制度など、事業期間=10〜20年)▽ソフト事業の充実を図る指定管理者制度(指定期間=5年以内)―を想定している。
 アイデア公募の対象となった公園は、Aグループ(22年4月から業務開始)が箕面公園、深北緑地、枚岡公園、長野公園、錦織公園、住之江公園、住吉公園、浜寺公園、二色の浜公園―。
 Bグループ(23年4月から業務開始)が服部緑地、寝屋川公園、山田池公園、久宝寺緑地、石川河川公園、大泉緑地、蜻蛉池公園、りんくう公園、せんなん里海公園―。
 このうち、最も提案件数が多かったのは服部緑地の11件で、内訳はP―PFIに関する提案が7件、PMOに関する提案が4件だった。
 今回、アイデアを提案したのは建設業、運輸業、不動産業など31団体。提案件数は49件だった。

提供:建通新聞社