日本工業経済新聞社(群馬)
2019/12/09
【群馬】群馬労働局・県・群建協は合同で雇用管理セミナーを開催
厚生労働省群馬労働局と県、群馬県建設業協会は合同で6日、2019年度建設業雇用管理セミナーを開催。会場となった群馬建設会館には会員企業から約100人が集まり、人材開発支援助成金や働き方改革などについて学んだ。
セミナーに先立ち、群馬労働局の田窪丈明局長は「今後、労働力人口が減少してしまう時代を迎えることが確実視されている。そのような中で建設業が健全な発展を遂げていくためには魅力ある職場づくりを推進しながら建設業の魅力を発信し、さらなる人材確保につなげていくことが重要」と述べた。
群馬県建設業協会の青柳剛会長は「リカレント教育やICT活用施工研修、施工技術発表会を実施しており、来年早々には研修の総まとめとして最新技術を紹介する交流会を兼ねたフォローアップ研修も計画している。このような計画立った、育て、評価し合う研修を行うことにより将来のキャリアパスが見えてくれば建設業への入職促進と定着率の向上に確実につながってくることと思う」とあいさつした。
セミナーでは群馬労働局職員が人材開発支援助成金について活用例などを紹介した。
また、働き方改革推進支援センターの板垣裕司氏が「ずっとここで働きたい〜建設業における働き方改革の取り組みに向けて〜」をテーマに説明した。
セミナー終了後には働き方改革に関する個別相談会を実施した。