新日本コンサルタント(富山市奥田新町、市森友明代表取締役社長)の創立40周年記念祝賀会が3日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で盛大に開かれた。
この日は来賓、関係者、同社社員ら約400人が出席。開会に当たり、市森社長があいさつに立ち、「弊社が40年間生きてこられたのは、本日ご参集の皆様のおかげであり、改めて感謝を申し上げたい。本日は堅苦しくなく、気楽に楽しめる会を趣旨に、このパーティーを作り上げた。ぜひ楽しんでいただきたい」と話した。また、祝賀会の開催に当たって協力したメンバーも紹介し、感謝の言葉を寄せた。
来賓からは、元衆議院議長の綿貫民輔氏、森雅志富山市長、田畑裕明衆議院議員がそれぞれ祝辞を述べた。富山商工会議所会頭で北陸銀行特別参与の高木繁雄氏があいさつした後、来賓を交えて鏡開きを実施。富山経済同友会特別顧問である中尾哲雄氏の発声で乾杯し、祝宴に移った。
アトラクションでは、富山出身のシンガーソングライターでタレントの高原兄氏が登場。各曲を演奏したほか、藤井聡京都大学大学院教授もギターで飛び入り参加し、アンコールでは市森社長が歌唱を披露した。
中締めでは北陸経済連合会会長で、北陸電力代表取締役会長の久和進氏(富山県京都大学同窓会会長)が、「富山に市森社長のようなアグレッシブで元気の良い経営者がいることは心強い。北陸新幹線も何とか早く大阪までつなげるべく、頑張っていきたい。これからさらに、新日本コンサルタントが発展するよう祈念したい」とあいさつした後、久和氏の音頭で万歳三唱。市森社長の一本締めで閉会した。
同社は79(昭和54)年に富山市安野屋町で営業開始した。以降、全国に支店や営業所を開設し、M&Aで首都圏にも本格進出。東京本社を構え、今年10月には富山本社新社屋を富山駅北地区に移転新築した。市森社長は「今後もサスティナブルな社会の構築に貢献できるイノベーティブな企業であることで、皆様に必要とされ、技術サービスを革新し続けられるレジリエントな企業を目指したい」としている。