富山県町村会の金森勝雄会長ら役員は3日、富山県庁に石井隆一知事を訪ね、公共施設の耐震化等支援など25件からなる20年度県政への要望事項を提出した。
会長の金森舟橋村長をはじめ副会長の舟橋貴之立山町長、理事の笹原靖直朝日町長、笹島春人入善町長、監事の中川行孝上市町長らが出席。金森会長が石井知事に要望書を手渡し、各町村長が要望の内容を説明した。
要望事項は次の通り。
▽地方創生の推進
▽町村の位置づけと財政基盤の確保
▽電源立地地域対策交付金(水力発電施設周辺地域交付金相当分)の恒久措置化等
▽(新)公共施設の耐震化等への支援
・市町村役場機能緊急保全事業の事業年度延長など
▽県外企業のサテライトオフィス誘致
▽あいの風とやま鉄道の利便性向上
▽公共交通の安定的な運行に対する支援
▽災害に強い地域づくり
▽有害鳥獣対策の推進
▽町立病院の経営安定化対策の充実強化
▽福祉人材の養成・確保
▽乳幼児医療費助成の拡充
▽医療開発分野におけるベンチャー企業の取り組みに対する支援
▽(新)企業立地助成制度における助成要件の緩和
▽農業・農村対策の充実強化
▽(新)県営土地改良事業にかかる町村負担の軽減
▽山のみち地域づくり事業による林道事業の促進
▽道路のバリアフリー、信号機整備のための財源確保
▽国道、県道、市町村道、湾岸道路および観光地に至る幹線道路の整備促進
▽北アルプス横断道路
▽社会資本整備総合交付金制度等の充実強化
▽高波対策と海岸事業の促進
▽学校教育の推進に向けた教職員配置の充実、教育体制の整備
▽(新)教育の情報化の整備
▽高校再編に伴う跡地の利用支援等