日本工業経済新聞社(群馬)
2019/12/03
砕石工業組合が業務管理者再教育講習会
群馬県砕石工業組合(金子光宏理事長)と県県土整備部砂防課は11月28日、県公社総合ビルで第33回砕石業務管理者再教育講習会を開催した。砕石業務管理者の責任を改めて確認し、労働災害防止と関連法令などについて学んだ。22社から36人が参加し、安全への意識向上を図った。
講師は砂防課の山中直人主事と日本砕石協会関東地方本部労働災害防止対策特別委員会の三橋春夫委員長が担当。冒頭、あいさつに立った金子理事長は砕石業務管理者の責任や重要性を述べた後に「資格の意義を再認識し、安全について学び直してほしい」と語った。続いて、砂防課の今井広次長は「管理者は現場の計画づくりや災害防止の中心的な役割を担っている。今回の講習で積極的に学び、各現場の災害防止に役立ててほしい」と参加者に呼び掛けた。
山中主事は砕石業務管理者の役割を説明。また、群馬県岩石採取計画認可基準の一部改正についてを解説した。三橋委員長は現場の労働災害防止や労働安全関係法令について講義。責任体系や法順守の効果、民事責任などを説明し、参加者の労働災害防止の意識高揚を促した。