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　岐阜県可茂土木事務所は、川辺町鹿塩地内で美濃川辺線のバイパス（ＢＰ）道路を建設する。道路用地は現時点では未取得だが、既設道路の改修や橋梁下部工など一部工事を２０１９年度内にも発注する。
　現在の路線は通学路に指定されているが、歩道が狭く安全性に課題がある。そのため岩竹橋付近から鹿塩第１加圧ポンプ所付近の間にＢＰ道路を建設し、旧道は歩道として使用することで安全性を向上させるともに、車両通行の円滑化を図る。工事は岩竹橋側から進める。
　想定しているＢＰ道路は延長が２１８・１�bで全幅員が８・２�bの２車線道路。なお、旧道の幅員は６・２�bとなっている。
　また施工場所は雄鳥川沿いのため、ＢＰ道路建設に当たっては橋梁を２基建設する。うち１基（１号橋）は既に詳細設計が委託されている。想定規模は橋長が20・３�bで車道幅員が５・５�b、全幅員が８・２�bのプレテンション方式の単純ＰＣ床板橋。
　ＢＰ道路の設計と１号橋の設計はともに大同コンサルタンツ（岐阜市）が担当している。ＢＰ道路の設計は完了している。１号橋の設計は20年３月23日までにまとめる。
　残る１橋の設計委託時期や事業全体の完了時期は未定となっている。

提供：建通新聞社