鎌倉市は、「本庁舎等整備基本計画・現在地利活用基本構想策定支援等業務委託」の事業者を公募型プロポーザル方式で選定する。参加申込書の期限は12月17日まで。
参加資格は神奈川県の入札参加資格者名簿に登録されていること。2014年4月1日以降に庁舎整備に関する業務(国、地方公共団体の延べ床面積1万平方b以上の庁舎整備に関する基本構想または基本計画の策定、基本設計または実施設計に関する業務)の契約を元請けとし締結し、完了実績があること―など。
質問の受け付けは、12月9日まで、企画提案書等の提出(持参)は12月19〜26日、プレゼンテーションは20年1月9日(予定)、優先交渉権者の選定・結果通知は1月中旬を予定している。履行期限は21年3月31日。
業務委託内容は、本庁舎等整備基本計画の策定支援(本庁舎等の機能の検討、部署配置案の検討、建設に関する検討、市本庁舎等整備委員会の運営支援、職員による作業部会等の運営支援、市民対話の運営支援等、最終取りまとめ作業)、事業手法検討支援(事業手法の整理および定性評価、事業手法の定量評価、民間事業者ヒアリング、事業手法の総合評価)、現在地利活用基本構想策定支援(現在地の利活用の経緯等の整理、現在地の利活用の基本理念と導入する機能の整理、市民対話の運営支援等、今後の進め方等についての整理)など。
市では、新たな本庁舎の整備に取り組む中、19年7月に基本理念等を示した「鎌倉市本庁舎等整備基本構想」を策定した。今回の業務は、基本構想を踏まえて新たな本庁舎と移転先で一体的な整備を検討する他の公共施設の整備に向けた基本計画の策定支援とその事業手法の検討支援、本庁舎移転後の現在地の利活用に関する基本構想の策定支援を目的としている。
提供:建通新聞社