政府が12月上旬にまとめる経済対策で、国交省から県の道路関係予算に追加執行可能額の調べが入った。県土整備部は国道178号岩美道路などに40億円超を積み上げ28日までに回答した。補助事業は地域高規格道路の岩美道路に20億円超、国道313号倉吉関金道路に3億円超。一方、交付金事業は安全・安心の確保のメニューに沿って、未就学児活動の交通安全や通学路対策、道路法面・盛り土など維持系に20億円あまりを集計した。また、河川や砂防、治山、港湾、漁港などにも国調査が入るものようで、同部の追加可能額は数十億円に達する見通し。政府の19年度経済対策は、今年10月の台風19号を踏まえた復旧・復興や景気の下支えが柱。20年度当初予算と連動し「15カ月予算」として編成される。
日刊建設工業新聞