物流施設の開発などを手掛ける日本GLP(東京都港区)は、新たな物流施設ブランド「ALFALINK」を発表。相模原市で第1号物件に2020年2月から着工することと合わせ、中部でも展開する考えを明らかにした。
新ブランド発表の会見で帖佐義之社長は「(第1号物件に続き)中部や関西でも開発を推進する」と表明。「すでに具体的な立地の目星は付いている」として、近い将来に中部圏でも同ブランドの物流施設を整備する計画があることを明らかにした。
同社は「ALFALINK」について「従来の効率化・最適化に特化した物流施設ではなく、ビジネスの機会を創造する大規模面開発プロジェクト」とし、「創造連鎖する物流プラットフォーム」をコンセプトに掲げている。
この一環として、第1号施設となる「GLP ALFALINK 相模原」には、敷地中央に直径約90bの環状供用施設「リング」を設置。リングにはレストランやコンビニ、託児所、ジムなどを完備し、労働者に快適な環境を提供する。
「GLP ALFALINK 相模原」の規模はリングを含め、全5棟で構成し、総延べ面積は約65万平方b。建設地は相模原市中央区田名の敷地面積約30万平方b。
提供:建通新聞社