伊藤電機(福井市順化2丁目2番1号 伊藤仁一郎代表取締役社長)の新体制を祝う記念パーティーが22日、ユアーズホテルフクイで盛大に行われた。
参加者は、主な取引先のメーカーや銀行、協力業者の代表者に、同社の社員70人余を合わせた約160人。冒頭、伊藤社長が挨拶し、グローカルな視点で明るい未来を創造へと意欲を示した。来賓の林正博福井銀行頭取と、パナソニック・ライフソリューションズ社の右近貞治副社長も祝辞。新生伊藤電機の新時代に即応した果敢な挑戦にエールを送った。
続いて、伊藤社長が創業110年の歩み振り返り、今後の新しいドメインの挑戦へむけては「電設事業は蓄積したノウハウと最新技術を駆使し、この街の安全と快適をカタチに。産電事業ではニーズをかなえる産業機器を提案したい」などと力強く抱負を示した。壇上、威勢よく鏡割りし、節目を祝い合った。
伊藤電機は、伊藤電機販売の事業部門を今月21日で分割し、伊藤電機設備がこれを承継。商号を「伊藤電機」に変更した。伊藤電機販売は、商号を伊藤ホールディングスに変更。事業部門は家電、産電、電設で、電設の中に石盛オフィスと敦賀営業所を配置することとした。
電気のプロ集団
伊藤社長は、70年(昭和45年)に販売と設備に分けた体制を再度一つへ。分散した力を合わせる狙いや、新マークの意味も紹介。ワン・チームで、より一層強固な電気のプロ集団を目指すとした。