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北陸工業新聞社
2019/11/22

【福井】福井県測量設計業協会内外海小(小浜)で地図教室/5・6年生児童が座学、体験実習で理解深める/近代測量150年記念事業 

 福井県測量設計業協会は19日、小浜市立内外海小学校で今年度2回目の「地図教室」を開いた。
 近代測量150年記念事業及び国土交通省が定めた6月3日の「測量の日」関連事業として国土地理院北陸地方測量部の協力を得て開催された。この日は5・6年生児童25人が参加。冒頭、協会を代表し芝田清邦常任理事(京福コンサルタント代表取締役社長)が「道路や河川、新幹線などを造るため、私達の生活に切っても切れない必要な仕事」などと測量の重要性を説明し理解を求めた。
 座学では北陸地方測量部の鎌苅裕紀氏を講師に、児童たちが地図記号のクイズに答えたり、今年度から新しく制定された地図記号「自然災害伝承碑」などの説明を受けた。今回は、あいにくの空模様となったため、体育館内で測量体験実習が行われた。児童は協会員のサポートを受け、片目を閉じながら三角形の道具を使って歩測で館内設備の高さを測ったほか、体育館から屋外にある照明灯までの距離を目測で当てるなど、楽しみながら測量への理解を深めている様子だった。上位成績優秀者には協会特製メダルと表彰状が贈られた。

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