建設工事の統計調査に際立った功績が認められ、県内から山根特殊建設(鳥取市千代水・山根弘行社長)とリンクス(境港市蓮池町・池田幸仁社長)が国土交通大臣表彰を受賞することが決まり、19日県庁で伝達式があった。
国交省は全国の建設業許可業者から約1万2000社を抽出して調査を依頼。工種、発注者別、地域別に毎月の受注動向を調査しており、建設行政の施策に反映させる基礎資料として活用している。
18年度は県内117事業所が調査に協力していた。
今回、表彰された2社は長年にわたり調査票を正確に記入し、迅速な報告に努めた点が高く評価された。
伝達式には山根社長と池田社長が出席。県土整備部の草野愼一部長が国交大臣からの感謝状をそれぞれに手渡した。伝達後は草野部長を囲んで懇談し、池田社長は自社が手掛けた境港貨客上屋ターミナルの完成や、山根社長は山陰道と山陰近畿道を結ぶ「南北線」の着工に期待を込めた。
日刊建設工業新聞