大阪府は、夢洲を対象とした環境影響評価(アセスメント)に係る現況調査を中央復建コンサルタンツ(大阪市東淀川区)に委託した。大阪府・市では統合型リゾート(IR)の早期開業を目指しており、年内にもIR事業者の公募を開始する予定だ。
環境アセスは、通常は事業者が実施するのが一般的。今回もIR事業者決定後に事業者が行う予定だったが、2025年の大阪・関西万博との同時開業を目指すため、大阪府・市が前倒しで実施することにした。環境アセス実施後、事業者に費用の支払いを求める見通しだ。
今回の業務では、夢洲を対象に大気質、水質・底質、海域生物、陸域生物などを現況調査する。納期は21年2月1日。場所は大阪市此花区夢洲中1丁目。
提供:建通新聞社