鹿児島市は、市営住宅の建て替えで、次の大型物件となる武岡住宅(第一)を計画、事業手法の検討を行っており、2019年度はPFI事業の導入検討を進めている。戸数は現在の1012戸を高層化して900戸。また、大明丘は最後の16号棟で実施設計、玉里団地が2棟目の26号棟の整備を行っている。
武岡団地は昭和40年代より宅地開発が進み成熟した市街地が形成されているが、市営住宅の武岡(第一)は1972年から76年にかけて39棟1012戸の建設が行われた。
そのため、建物は外壁や水回りなどの住宅設備の老朽化が進行しており、生活環境の改善および安全性の向上が求められている。
大明丘住宅の建て替えでは、6棟198戸の整備を計画。最後の6棟目となる16号棟(RC造5階一部4階建2183u・34戸)を2020年度以降に整備する。
玉里団地は1期の東ブロック(6棟)と2期の西ブロック(8棟)に分け計14棟の建設を計画。東ブロック(295戸)では1棟目の25号棟(RC造9階建81戸)が完成したほか、2棟目の26号棟(同63戸)の整備を進めている。