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建通新聞社(静岡)
2019/11/18

【静岡】静岡県浜松市 弁天島再整備優先交渉権者を選定

 浜松市は、弁天島海浜公園(西区舞阪町)の再整備事業者を決めるため公募型プロポーザルを実施し、呉竹荘(浜松市中区)を中心とした「弁天島海浜公園再整備事業共同事業体」を優先交渉権者に選定した。事業実施に当たっての具体的な条件などを協議し、12月中の仮契約締結を目指す。
 共同事業体の企画提案によると、整備を第1期(2022年まで)と第2期(30年まで)に分割して実施。公園内を「宿泊」と「商業」「スポーツ&イベント交流」「緑の交流」「駐車場」の5ゾーンに分割。第1期では、リゾート感のあるホテル棟(延べ床面積2092平方b)と地域物産・特産品を生かした商業施設(同606平方b)、スポーツ・イベント広場(面積990平方b)を整備する。第2期は緑の交流ゾーンに緑の交流広場(同220平方b)と宿泊ゾーンにつなぐ第2桟橋、スポーツ&イベント交流ゾーンに(仮称)弁天島フィッシャーマンズワーフ(同1000平方b)を整備する。
 浜名湖の魅力が詰まったエリアとして、アメリカの「マイアミ・ビーチリゾート」のように多くの人に愛され、訪れた人々の五感を刺激する感動空間を目指す。
 12月の仮契約後、20年2月ごろに共同事業体へ土地を貸し付ける予定。21年3月ごろから共同事業体が各種調査や基本・実施設計を始め、22年3月ごろに各種施設の建設工事を開始する見込み。23年4月のオープンを目指す。全体の敷地面積は約2万6888平方b。事業期間は49年間。総事業費は約14億円を見込む。
 共同事業体は、呉竹荘の他、東海ビル管理(浜松市東区)とKTSホスピタリティ(同中区)、東海まちづくり研究所(同〃)、東海トラベル(同〃)で構成する。



提供:建通新聞社
(2019/11/18)

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