【一部既報】富山県土木部建築住宅課がまとめた「県内新設住宅着工戸数の19年度上半期状況」によると、着工戸数は前年度同期比3・1%減の3205戸で、3年連続のマイナスとなった。
利用関係別は、持家が0・2%減の1842戸、貸家が5・5%減の1080戸、給与住宅が36%減の16戸、分譲住宅が9・2%減の267戸となり、いずれも減少を示した。
構造別では、木造が6・2%減の2659戸。うち在来工法が0・6%増の2213戸、プレハブが50%減の14戸、ツーバイフォーが29・1%減の432戸。非木造は15・7%増の546戸。
建て方別は、一戸建が1・2%増の2139戸、長屋建が24・1%減の534戸、共同住宅が8・6%増の532戸。一戸建、共同住宅が増えた一方、長屋建は大幅に減った。
資金別は、民間資金が4・8%減の2915戸、公営が皆増の20戸、住宅金融支援機構が7・3%増の263戸。
市町村別の新設住宅は富山市が1609戸で最も多く、高岡市440戸、射水市312戸、滑川市139戸、魚津市123戸と続いた。
9月分の着工戸数についは、前年同月比4・9%減の519戸で、2カ月連続の減少となった。