寝屋川水系改修工営所は、東大阪市内に流域調節池と下水道増補幹線の一体整備を行う計画で、現在一級河川寝屋川流域調節池検討委託としてシールド工の発進立坑の詳細設計と貯留管延長約800bの基本設計を進めている。
発進立坑は河内屋南大橋の西側に建設予定。貯留管は東側に向かって府道石切大阪線の下にシールド工法で約800b敷設する。
立坑の外径は19b、内径は16b、深さは36b。材質はコンクリート。貯留管の仕上がり内径は6・5b。
同業務は東京建設コンサルタント(大阪市北区)が担当。納期は2020年3月10日。
20年度以降に工事に着手する予定。
今後は貯留管の詳細設計や、発進立坑の南西側に計画している下水道との一体整備に伴う、寺島集水区、深野集水区、植付集水区に1カ所ずつ設置する立坑の設計を進める。
提供:建通新聞社