福井県丹南土木事務所は12日、池田町白粟 一般国道476号「道路改良工事(仮称)白粟トンネル」を制限付き一般競争入札(事前審査)で公告した。参加申請書の受付は28日まで、開札は20年1月10日。技術提案型と施工体制確認型を適用する。
参加資格は県内に主たる営業所を有する土木Aの3者によるJVで、その代表者は、19・20年度の県建設工事等競争入札参加資格審査において用いた経営事項審査の土木一式工事の総合評定値が850点以上であること。また、99年度以降に共同企業体の代表者は、元請けとして、一のトンネル工事でMATM工法による延長360メートル以上の道路トンネル(2車線以上)の竣工実績を、代表者以外の構成員のうち一者は、元請けとして、一のトンネル工事でNATM工法による延長180メートル以上の道路トンネル(2車線以上)の竣工実績を有することとなっている。
概要はトンネル工613・0メートル、総幅員8・5メートル、車道幅員6・0メートル。工期は670日間。設計価格は17憶481万円。
同トンネルを含む白粟バイパスは、18年度に新規事業化、全体事業費は27億円。バイパスの計画延長は928メートルで、起点、終点とも池田町白粟。当該区間が屈曲した狭隘区間であったため、同事業により安全で円滑な交通が期待される。