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建通新聞社(岡山)
2019/11/11

【岡山】笠岡市 老朽化が著しい貫閲講堂の耐震診断と劣化調査をあい設計に委託

 笠岡市は、老朽化が著しい貫閲講堂の耐震診断と劣化調査をあい設計(岡山市北区)に委託した。納期は2020年3月末。調査の結果を基に長寿命化対策を軸に改修方針をまとめ、20年度にも工事に着手したい考え。
 貫閲講堂は、笠岡小学校(笠岡1870)の敷地内にある1942年に完成した施設。規模は木造平屋一部2階建て延べ745平方b。現在、笠岡小が集会や発表会の場として使用しているが、老朽化により突発的な修繕が頻発。19年度上半期に、抽出した柱の劣化調査を行った結果、想定より大きい損傷が判明し、使用を中止している。
 これを受け、市は9月補正予算に耐震診断と劣化調査費を計上。すべての柱と建物全体を対象に調査する。調査結果を基に、基本的に長寿命化する改修案をまとめる。事業費については、20年4月に市長選挙があるため、当初予算は骨格編成。6月補正予算での事業費計上を目指す。

「提供:建通新聞社」