建設新聞社
2019/11/11
【東北・秋田】横手駅東口第二地区市街地再開発で事業協力者のプロポ開始
秋田県の横手駅東口第二地区市街地再開発準備組合(横手市駅前町6の47 小田嶋契理事長)は、「横手駅東口第二地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者を選定するため、事業公募型プロポーザルを公告した。
募集する協力者は三種類。このうち、住宅デベロッパーについては、事業参画の意思や事業提案、分譲住宅床の取得を求める。
駐車場管理運営予定者については事業参画意思と事業提案、駐車場の取得を含めた管理運営を求める。商業等運営予定者については、保留床の取得と商業などを営む意思のある者の事業提案を募る。
要項の送付依頼は12日まで。12月9日にプレゼンテーション・ヒアリングを行い、同月中旬に結果を通知する。
一般業務代行者はアーレックス(札幌市)・浅井謙建築研究所(東京都港区)・Arch5(東京都千代田区)JV。建設工事などを行う特定業務代行者の募集については、12月以降に開始したい意向。
事業地区は横手市駅前町地内の約1・7fで、敷地の総面積は約1・1f。施設全体の延べ床面積は約3万8000平方bと想定しており、RC造を見込む。総事業費は約114億円。
施設配置の構想としては、JR横手駅前に建つ商業ビル旧「ユニオン」の敷地に市の図書館を中心とした公益施設を建設し、「横手ステーションホテル」が建つブロックとJA秋田ふるさとが入居する「よこてシャイニーパレス」が建つブロックに民間の施設を建設する。
民間施設にはホテルや商業施設、分譲・賃貸住宅、立体駐車場などを整備する構想。施設の棟数は未定だが、公益施設とその他の施設は分けて配置するため、2棟以上の建設を見込む。
2020年度に本組合を設立して実施設計や権利変換計画作成を進め、21年度から22年度で現施設を解体し新施設を建設、23年度に組合を解散する。
提供:建設新聞社