岐阜県可茂農林事務所は、東白川村神土地内で基幹農道の線形改良などを行う。このための調査と測量、設計は興栄コンサルタント(岐阜市)が担当しており、2020年3月23日までにまとめる。工事は3工区に分けて20年度以降に順次発注する。23年度の全工事完了を目指す。
延長は、第1工区が410b、第2工区が430b、第3工区が552bの合計1392bとなっている。農道の湾曲した箇所を直線に近い形にするなどして線形を改良し、合わせて全幅員4bとなっているところを5bに拡幅することで利便性を向上させ、農地との行き来をしやすいようにする。業務では、その設計と用地取得のための測量を行う。
この他、一部箇所でコンクリート製の補強土壁を設置する。高さや延長、工法などは現時点では未定で、現地の調査をした上で設計を行い決定する。
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建通新聞社