【愛知県蒲郡市】工作機械の自動工具交換装置(ATC)などを手掛ける近藤鐵工所(蒲郡市形原町東中畑27ノ3)は、蒲郡市内にATCを製造する新工場を建設するため、ナカノフドー建設名古屋支社(名古屋市中区)の施工で10月中旬に造成工事に着手した。工場建設についても同社が設計・施工で担当する。
新工場の建設地は、水竹町と平田町にまたがる約3fで、主にミカン畑だった用地を取得。新工場は鉄骨造平屋8584平方bで、事務所と厚生施設も配置する。
造成の工期は2020年5月までを見込んでおり、6月には建築に着手する予定だ。予定工期は21年2月末まで。同年3月の稼働を目指している。
同社では、新工場で部品の加工からATCの組み立てを一貫して行う。近藤昌泰社長は、「部品の内製化と新工場の稼働で売上高を3割増やしたい」と話す。
提供:建通新聞社