高槻市は、芥川緑地プールの跡地に健康増進広場を設置する。2020年度に実施設計と既存施設の撤去設計を行い、21年度に着工する計画で、19年度は基本設計を進める。担当は環境設計(大阪市中央区)。履行期間は20年3月31日まで。
芥川緑地公園は東側を芥川、西側を市道に囲まれた丘陵に位置する。約8000平方bのプール跡地は斜面となっており、ウオーキングコースをはじめ、約30基のストレッチや筋トレなどの健康遊具を配置する。また児童向けの複合遊具も設ける。所在地は南平台5丁目。
芥川緑地プールは高槻市初の公営レジャープールとして1997年に開園。2基のウオータースライダーや造波プールなどを備えていた。スライダーの耐用年数は20年程度で、循環ろ過装置なども老朽化していた。市はプール設備更新の市民調査を踏まえ、民間プール施設の増加による入場者数の減少などを考慮し閉館することとした。
提供:建通新聞社