鳥取地区建設業災害防止協議会(鶴石健治会長)は1日、会員相互パトロールを実施した。会員同士が施工する現場をパトロールし、安全衛生活動における取り組みを共有することが目的で、昨年度に次いで2回目の実施となった今回は鶴石会長をはじめ12人が参加した。
パトロールは、栗山組が施工する国道373号消雪施設修繕工事(福原工区)(交付金補修)=智頭町福原=と、こおげ建設が施工する千代川外災害復旧工事(30年災107号、108号及び354号外)=智頭町中原=で行われた。
このうち、こおげ建設が施工する災害復旧工事は山木橋周辺で帯工が行われている。現場を担当している清水友弘工務部次長は「工事の進捗率は66%程。現場は河川内なので、川の水位が土のう一つの高さを超える場合は作業を中止するなど注意を払って作業している」と説明した。
また、パトロール後は各会員同士で意見を交換した。鶴石会長は「相互パトロールで現場管理に関する意識を高め合っていけたら」と話した。
日刊建設工業新聞