寝屋川市は、第四中学校区となる明和小・梅が丘小・第四中を統合する「寝屋川市第四中学校区小中一貫校(施設一体型)」の新設に向けて、基本・実施設計に着手する。市の見通しでは、設計業務を2021年3月までに完了し、21年度に工事の事業者選定・契約をした後、整備を行い、23年度の開校を目指す。その後、23〜24年度に明和小の校舎解体と運動場の整備を行うスケジュールだ。
市は、設計事業者を募集する公募型プロポーザルを公告。参加表明を11月25日まで受け付け、1次・2次審査を12月27日までに終え、20年2月14日にプレゼンテーションを実施、同月中旬に結果を通知する。見積り限度額は3億7610万円(税抜き)。履行期限は21年3月31日まで。
参加資格は、単体事業者または共同企業体とした上で、延べ面積5000平方bの校舎など学校施設の新築または増築に係る基本・実施設計業務の履行実績があることなど。業務では、▽第四中学校区小中一貫校の設計▽明和小学校の解体設計▽積算業務―などを行う。
建設地は、対象校区で最も敷地面積が広い明和小学校(打上高塚町4ノ1)。敷地面積は2万7655平方b。既存校舎を残し、明和小の運動場西側に新校舎を建設。開校後、既存校舎を解体し、その跡地に運動場を整備する計画だ。新校舎の規模については、1500人程度の生徒数に対応できる施設としている。
また、整備に伴い運動場が使用できない期間については、旧たんぽぽ保育所・第2保育所跡地(打上南町2ノ1)を運動場として活用する。
提供:建通新聞社