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建通新聞社四国
2019/11/01

【高知】幡多土木土佐清水 津呂工区改良へ

 高知県幡多土木事務所土佐清水事務所は、県道足摺岬公園線津呂工区の改良を計画しており、土木政策課から「津呂3号橋(仮称)」の測量設計を11月18日開札で公告している。すでに津呂1号橋、津呂2号橋の設計や道路の設計も進めている他、11月12日開札で初弾工事も発注するなど、今後整備が本格化する。
 予備設計完了時点での津呂3号橋の概要は、橋長102・8bで、上部はPC2径間ラーメン箱桁橋、下部は逆T式直接橋台2基と壁式橋脚1基、基礎工は直接基礎。全幅は9・25bで、片側歩道2・5b分を確保する。道路規格は3種4級。
 また津呂1号橋(橋長35b)の設計はワタリコンサルタント(四万十市)、津呂2号橋(橋長110b)の設計はエイト日本技術開発高知支店(高知市)に委託し、それぞれ進めている。
 津呂工区の延長は約2・3`。現道拡幅やバイパス新設により、現在の1車線幅しかない道路を全幅9・25bの2車線道路に改良する。12日に開札する初弾工事では、1工区の延長87・8bで舗装工、側溝工、2工区の延長44・5bで側溝工、管渠工、重力式擁壁工を進める。
 足摺岬公園線では、土佐清水市中心部から中浜地区や松尾地区を経由して足摺岬に至る西周りの改良が16年3月に全線で完了した。続けて東回りの津呂地区で改良を進め、大型観光バスの通行不能区間の解消や地域の防災機能向上に努める。

提供:建通新聞社