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日刊建設タイムズ社
2019/10/31

【千葉】八木原小を大規模改造/四街道市/2か年で設計/工事は21年度から3か年

四街道市教育委員会は、老朽化している八木原小学校(千代田5―4)の大規模改造を計画し、本年度から2か年で設計を行う。工事は2021〜23年度の3か年で実施する予定。設計業務は30日付で「八木原小学校校舎大規模改造工事設計業務委託」として一般競争入札を公告。来月7日まで入札参加申請を受け付け、同21日に開札する。履行期限は20年12月25日。予定価格は3239万6100円(消費税込み)。
 入札参加資格は、資格者名簿に「建築関係建設コンサルタント」として登録され、市内に本店もしくは営業所等、または県内に本店を有する者など。実績要件の設定はない。
 同業務は、現地調査を行い、建物の劣化状況を把握するとともに、長寿命化改修の計画策定及び設計を実施する。
 同校の敷地面積は2万7373u。施設は▽南棟(松原校舎)=RC造3階建て延べ3638u(1976年度建設)▽昇降口棟=RC造2階建て延べ252u(76年度建設)▽北棟(富士見校舎)=RC造4階建て延べ2525u(76年度建設)▽北棟(他)=RC造4階建て延べ902u(79年度建設)▽渡り廊下棟=RC造2階建て延べ115u(76年度建設)▽屋内運動場=S造2階建て延べ1021u(76年度建設)▽プール付属室=B造平屋建て延べ132u(76年度建設)▽プール=RC造25mプール――で構成する。校舎棟は05年度までに耐震診断及び補強工事を実施済み。
 工事はこのうち、南棟(松原校舎)、昇降口棟、北棟の一部(昇降口棟の続く面)を対象に実施。南棟は全面改修を行う。
 内容は、南棟(松原校舎)が屋上防水工事、外壁改修工事(落下防止等補修後塗装)、内装工事、建具工事、トイレ改修・機械設備更新工事、電気設備工事など。昇降口棟は屋上防水工事、外壁改修工事(落下防止等補修後塗装)、内装工事、建具工事、機械設備更新工事、電気設備工事など。北棟は屋上防水工事、外壁改修工事(落下防止等補修後塗装)、内装工事、建具工事、機械設備更新工事、電気設備工事などを予定している。
 設計では、南校舎と昇降口棟の改修についてまとめ、北校舎についても改修箇所と同様の現地調査を行う。校内には3台の小荷物専用昇降機があり、南校舎の2台をエレベーター1台に改修することを検討する。
 施設を利用しながら工事を実施するため、設計では@プール及びプール諸室を解体し、その跡地に工事中の仮設教室を計画A仮設教室は設けず、現状の建物内で諸室を移動しながら工事を行う――の2案を検討し提案する。k_times_comをフォローしましょう
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