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鹿児島建設新聞
2019/10/09

【鹿児島】第2期南九州市創生総合戦略案/舗装改修 3年で5000m

 南九州市は、第2期同市創生総合戦略案をまとめた。対象期間は2020年度から22年度までの3年間。期間中の目標や施策の基本的方向、具体的な施策をまとめており、社会基盤整備では市道舗装改修(5000m)や親水護岸工の延長(368m)、親水公園整備(2100u)などを目標に事業を進める。
 同計画は、市を取り巻く社会構造の大きな変化を踏まえ、限られた行政の経営資源を有効に活用し、最大の成果を上げることを目指す最上位計画。七つの分野別目標を踏まえ、重要と考えられるものについて基本目標(数値目標)を設定し、検証・改善を図るためにPDCAサイクルを運用する。
 安心・安全で住み続けたいまちに関しては、市道舗装改修のほか、親水護岸工延長は187mから368m、同公園は2000uから2100uに拡大。橋梁長寿命化計画による修繕個所は17カ所(現状8カ所)を設定した。また、魅力ある市街地の形成に向けて、肥大化した街路樹の適正管理(820m)を行うほか、超高速ブロードバンド世帯カバー率は現状の80.3%から99.3%に引き上げる。
 このほか、観光振興では観光施設整備・改善数(Wi−Fi整備、案内板設置等)を現状の12カ所から18カ所に増やす。さらに、学校施設は体育館出入口のスロープ化目標を81.8%(現状68.1%)とするほか、効率的な行政運営に向けて公共施設の総延床面積26万1000uから25万7000uに縮小する。

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