長浜市はこのほど、事業方式にPFIのBT方式を採用する「長浜市営住宅北新団地建替整備事業」を公募型プロポーザルにより審査の結果、轄゙光工務店を代表企業とするグループを優先交渉権者に決定した。また、轄゙信工務店グループを次点交渉権者、鞄燗c組グループを次々点交渉権者に決定した。
計3グループから応募があり、選定委員会(及川清昭立命館大学理工学部教授)で審査した。いずれも一定水準以上の提案で契約相手方として適格との同委員会付帯意見があり、次々点交渉権者まで決定した。
各グループ(構成企業)の評価点(価格審査点+内容審査点)は次の通り。
▽轄゙光工務店グループ(轄゙光工務店、竃L建築設計事務所、滋賀不動産梶j=77・93点(29・43点+48・50点)
▽轄゙信工務店グループ(轄゙信工務店、椛蜻コ建築設計事務所、潟Cトウ、明豊物産梶j=73・85点(29・15点+44・70点)
▽鞄燗c組グループ(鞄燗c組、滑竝イ建築設計事務所、潟Aイ・エフ建築設計研究所、椛蜥ヒ工務店、虚s動産の英和)=72・45点(30・00点+42・45点)
同事業の期間は設計期間元年12月〜2年6月、建替住宅建設期間2年7月〜4年3月。
事業範囲は、建替住宅整備業務(設計業務、建設業務、工事監理業務、交付金申請関連業務)、余剰地活用業務。
既存施設の概要は、▽北新団地(神照町)=敷地面積8145・30u、CB造簡易耐火構造平屋建6棟、同2階建3棟、RC造中層耐火4階建2棟、同5階建2棟、延3221・30u、80戸−。
▽神照団地(神照町)=敷地面積305・00u、PC造簡易耐火2階建1棟、延170・98u、4戸−。
建替住宅用地は長浜市神照町、敷地面積8145・3u。
建替住宅の構成は、単身世帯タイプ−30u×10戸、2〜3人世帯タイプ−40u×18戸、多人数世帯タイプ−60u×12戸−の計40戸。
轄゙光工務店グループの提案に基づく財政支出の削減効果は、市が直接事業を実施する場合との比較を行った結果、現在価値換算で約16・5%の削減が見込まれる。
市は今後、轄゙光工務店グループと交渉を進め、基本協定、仮契約、議決を経て正式契約へと進める。