ネクスコ東日本新潟支社は、WTO対象となる阿賀町谷沢から阿賀野市新保地内「磐越自動車道宝珠山トンネル詳細設計」について、公募型プロポーザルによる選定を行った結果、千代田コンサルタントを特定し、8359万円で随意契約を取り交わした。
磐越道における2本(小松トンネル、宝珠山トンネル)の詳細設計および道路詳細設計を行うもの。調査等数量はトンネル断面設計が2段面、道路詳細設計4・09キロ、附帯工設計の溝渠工設計3基、擁壁工設計1断面、詳細図作成3枚。道路詳細設計にはCIMを用いる。改良土木施工管理業務は横浜コンサルティングセンターが担当。履行期間は420日間。
「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」の一環として実施するもの。国土交通省が暫定2車線区間の4車線化等で事業認可したことから、財政投融資を活用していく。区間は三川インターチェンジ(IC)から安田IC間の約5・1キロ。事業費には200億円を見込んでいる。
重要インフラの緊急点検の結果を踏まえた土砂災害等の危険性が高い個所のうち、特にネットワークが寸断する可能性が高い個所を選定した。