阿久根市は、道の駅「サンセット牛之浜景勝地」の基本計画を2020年1月に一般競争入札で発注する方針だ。翌年度まで繰り越して、21年3月末の策定を目指す。また、アクセス道路設計(一般競争)と整備に向けた地質調査(指名競争)の入札を11月ごろ予定しており、いずれも今年度末にかけて業務を進める。
整備は、南九州西回り自動車道の大川IC(仮称)付近の敷地(約1万5000u)に計画。国道3号と同自動車道を結ぶ道路からアクセス道路を設ける方針で、今年度に延長0.7kmの予備設計を行う。
必要施設規模は約2300uを想定。休憩機能(トイレ施設)や情報発信機能(ビジターセンター)、地域連携機能(飲食、農林水産物直売・物産、地域コミュニティ、防災の各施設)、管理事務所、付帯施設などを配置するほか、216台分の駐車場を確保する。
概算事業費は22億5300万円を試算。設計費9700万円、用地取得費2800万円、造成費10億1600万円、アクセス道路整備費2億1000万円、建築費9億200万円を見込み、大川ICの供用開始までにオープンしたい考えだ。