(2019/10/24 1面)
徳之島町は、新庁舎建築基本設計に関する公募型プロポーザルの受け付けを17日で終え、県内10者から参加表明書の提出があったことを明らかにした。業者名は非公表。今後、11月11日までの期限で技術提案書の提出を求めており、5者程度を選定したあと、12月7日のプレゼンテーションに臨む。
今回のプロポは、1級建築士5人以上を有する県内設計事務所で、2009年度以降に延べ2500u以上の公共建築物等の設計実績があること−などが条件。委託契約の際には、町内1級建築士事務所とのJV構成も求める。事務取り扱いは、県住宅・建築総合センターが担当。
基本計画による新庁舎の構想規模は、RC造4〜5階建て約3000u。事業費は16億円程度を見込む。順調に進めば、20年3月末までに基本設計を終え、7〜11月で実施設計(随意契約を予定)、12月ごろから1年程度かけて工事を進める。整備に当たっては、地元業者を優先した工事発注に努めたい考えだ。
建設予定地は、現庁舎南側の駐車場敷地(8418u)。既存庁舎は、新庁舎完成後に業務機能を移転したあと解体する。