岐阜県美濃土木事務所は、美濃市極楽寺地内の山崎大橋を拡幅し、4車線化する計画を立てている。そのための資料作成をテイコク(岐阜市)に委託した。2020年3月20日までにまとめる。今後事業化を目指し、県に対して予算を要望して行く。
美濃市極楽寺地内では、渋滞緩和のために岐阜美濃線を現行の6bから25bへ拡幅して4車線化する工事が進められている。事業総延長は840b。山崎大橋の工事もその一環として行う予定だが、橋梁部分は事業化された道路拡幅とは別に予算を確保する必要がある。
委託業務では、交通量調査や4車線化して拡幅した場合の費用対効果を計算し、事業化のための資料を作成する。
山崎大橋は岐阜美濃線上で長良川に架かる、橋長174・8b、片側1車線で幅員6bの鋼トラス橋。拡幅後の幅員は道路に合わせて25b程度を想定している。それを実現するためには橋梁の架け替えなどの手法があるが、具体的にどのように拡幅するかは今後決定する。
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建通新聞社