滋賀県は、新庄寺(長浜)県営住宅建替事業、県立近江学園整備事業の2事業に係るPFI事業者選定委員会を来月頃に設置する見通し。今年度の実施方針策定等を経て、来年度に事業者を選定する。
9月県議会で新庄寺県営住宅建替事業の「滋賀県土木交通部PFI事業者選定委員会」、近江学園整備事業の「滋賀県健康医療福祉部PFI事業者選定委員会」の設置条例案が可決された。
委員会は学識経験者ら8人以内の委員で構成する予定。現在、委嘱する委員の選定を進めている。
両事業とも当初は、9月頃に事業者選定委員会の設置を見込んでいたが遅れており、それぞれ12月、1月に見込んでいた実施方針策定の時期もやや遅れる可能性がある。
新庄寺(長浜)県営住宅建替事業では、長浜市新庄寺町248、250他の敷地面積7096・72u、長浜市新栄町611の敷地面積1106・22uを事業地に、建替64戸、既存改修24戸など計画、BT方式により設計、建設する。事業期間は令和9年3月まで。
同事業アドバイザリー業務は地域経済研究所が担当。
県立近江学園整備事業では、湖南市東寺4丁目1−1の敷地面積6万8044uを事業地に、整備後の延床面積7200uの施設を計画、BTO方式により設計、建設、解体撤去、維持管理を行う。事業期間は令和20年3月まで。
同事業アドバイザリー業務は、日本経営システム−みずほ総合研究所JVが担当。