県下の建設事業量の指標となる本紙掲載の「受注市況NEXT」による2019年度上半期(4月〜9月)受注総額は対前年度同期比15・3%増の796億1783万円と、堅調に推移した。特に、西部地区と日野地区、県外企業が2割見当増と順調に伸び、中部地区も2割り近い実績を示した。一方、件数は2860件で昨年度同期比2・5%減となった。特にJV物件が26・7%減となり、全体の受注件数値を引き下げた。
19年度上半期実績は次のとおり。()内は18年度数値
※総額=796億1783万円(690億2670万円)15・3%増、件数2860件(2934件)2・5%減
▽東部=181億2438万円(170億6626万円)6・2%増、806件(877件)8・1%減
▽八頭=30億3098万円(27億7898万円)9・1%増、93件(102件)8・8%減
▽中部=97億8306万円(83億4420万円)17・2%増、519件(504件)3・0%増
▽西部=216億0587万円(173億5533万円)24・5%増、922件(898件)2・7%増
▽日野=26億3585万円(20億6259万円)27・8%増、121件(120件)0・8%増
▽県外=139億6193万円(115億6642万円)20・7%増、366件(388件)5・7%減
▽JV(共同企業体)=104億7576万円(98億5292万円)6・3%増、33件(45件)26・7%減
※本紙の入札結果欄の建設、コンサルタント、設計、大手ゼネコン、共同企業体(JV)の受注総合計よるものであり、また各管内の総額はそれぞれ管内に本社を置く業者の受注総額であり、県外、JV工事も別途あり、各管内エリアごとの事業量ではないことをご了承ください。
日刊建設工業新聞