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建設新聞社(長崎)
2019/10/24

【長崎】県と4市1町が観光振興計画 全体総額235億

交通基盤の連携強化、観光振興で地域活性
   バイパスや現道拡幅など柱、交付金活用

 県と長崎、平戸、壱岐、雲仙、東彼杵の各市町は、国の「社会資本整備総合交付金」を活用。観光振興による地域活力の活性化を図るための計画をまとめた。2019年度から23年度までの5年間が計画期間。バイパス整備や現道拡幅、トイレ改修などが予定されている。全体事業費の総額は235億1800万円。県内外との交流人口拡大を図るため、交通基盤の連携強化を推進し、観光振興による地域活性化の支援を行うのが目的だ。
 全25事業。このうち県が事業者となるのは▽滑石町線(大神宮工区)(現道拡幅L=0・85`b 全体事業費42億0500万円)▽池田沖田線(竹松工区)(バイパスL=1・97`b 全体事業費13億4000万円)▽新山本町線(バイパスL=0・66`b 全体事業費8億4000万円)▽春日瀬戸越線(バイパスL=2・00`b 全体事業費40億5000万円)▽国道384号ほか自転車走行環境整備(路面標示・案内標識整備 全体事業費1億2000万円)―など。
県はこのほか、道の駅(夕陽が丘そとめ・みずなし本陣ふかえ・昆虫の里たびら・さいかい)でトイレ改修(全体事業費各5000万円程度)を計画している。
また、市町関係では長崎市が▽出島・南山手地区(新地町稲田町線)(現道拡幅L=0・4`b 全体事業費10億8000万円)▽銅座町松が枝町線(銅座工区)(現道拡幅・バイパスL=0・42`b 全体事業費27億7000万円)▽大黒町恵美須町線(現道拡幅L=0・11`b 全体事業費40億7500万円)▽道の尾駅前線(現道拡幅・バイパスL=0・2`b 全体事業費6億7100万円)▽清水町白鳥線1号線清水工区(バイパスL=0・43`b 全体事業費11億6500万円)―などを予定している。
このほか、平戸市は▽釜田線釜田工区(現道拡幅・バイパスL=0・80`b 全体事業費4億9700万円)▽山中・紐差線大越工区(現道拡幅・バイパスL=1・50`b 全体事業費4億4000万円)―を計画。壱岐市は▽住吉湯ノ本線立石仲工区(現道拡幅L=1・64`b 全体事業費1億3000万円)▽黒崎線新田工区(現道拡幅L=2・00`b 全体事業費3億5000万円)―を整備。雲仙市は木場山領線千々石小浜工区(バイパスL=1・31`b 全体事業費5億5200万円)を予定。東彼杵町は▽大野原高原線法音寺工区(現道拡幅・バイパスL=0・37`b 全体事業費1億3700万円)▽中尾本町菅無田工区(現道拡幅・バイパスL=0・45`b 全体事業費8900万円)―を計画している。ksrogo