県土整備部は、令和元年度「優良建設工事」として県下45件の現場を21日までに選定した。ダブル受賞者やJVによる施工があるため、実質44社の優良施工者が決まった。また、「優良技術者」には岡田電工の兜金秀和氏ら2現場から4人が選ばれた。
今回の選定対象は18年度に完成した予定価格500万円以上の856現場。成績点数の上位を優先し84点以上の37件に、各事務所長が推薦した8件を加えた計45件が栄えある優良工事に輝いた。
受賞者44社のうち原田建設、大協組、井木組など9社がダブル受賞を果たし、藤原組やコーセン、さくら建設など13社は前年度に次ぐ連続受賞となった。
また、優良技術者表彰は、県立中央病院建替整備工事(電気設備)を担当した兜金氏(岡田電工)と松本信彦氏(吉備総合電設)。同工事(衛生設備)の主任技術者を務めた荒川彰夫氏(西日本環境設備)と中尾展義氏(サンユー技研工業)の4人が受賞。両工事ともに今回優良工事を受賞した現場の中で最高点の87点をマークしていた。
優良施工者と優良技術者は、11月中旬(日程調整中)に開く「第19回住みよい県土づくり表彰式」の席上、知事表彰される。
日刊建設工業新聞