石川県土木部は、金沢市と連携して整備を進めている金沢外環状道路海側幹線4期区間中、「大浦高架橋」の山側上部工について、第3四半期に一般競争入札の実施公告を目指している。
大浦高架橋の山側、海側橋は市道大浦諸江線、大宮川を跨ぎ、ともに橋長216・3メートル、幅員9メートル。橋梁形式は5径間連続鋼橋。また、工事場所(同市大浦町)は海幹4期区間の県施工部と市施工部の境界にあり、各種下部工事は両者が分担して整備。年度内に着工となる「金沢外環状道路海側幹線4期地方道改築工事(大浦高架橋山側上部工)」は、今四半期中に県が発注する。工事概要については、橋梁上部工一式(土日おやすみモデル工事)で、工期に660日を見込む。
詳細設計は国土開発センターが担当した。
このほか、県土木部では今四半期中に▽改良工その6(場所/大河端町、工期/120日、概要/取付道路工80メートル〈土日おやすみモデル工事〉)▽改良工その7(千木町〜福久町、150日、プレロード撤去工一式・排水工80メートル〈同〉)▽改良工その8(福久町、150日、盛土工1万1000立方メートル〈同〉)―、第4四半期中には▽改良工その9(千木町、150日、中層混合処理工3000立方メートル〈同〉)▽改良工その10(千木町、150日、中層混合処理工3000立方メートル〈同〉)―を発注方針で、いずれも指名競争入札案件。