日本工業経済新聞社(埼玉)
2019/06/27
【埼玉】SIAさいたま建築家懇話会が通常総会
SIAさいたま建築家懇話会(片渕重幸会長)は24日、2019年度通常総会をラフレさいたまで開き、任期満了に伴う役員改選で神田廣行副会長が新会長に就任した。神田会長は「さいたま市らしさを持ったまちづくりと文化の創造を目指すことが会の目標です。憲章の下に立ち上げた組織ですので、市のために貢献していきたい」と抱負を述べた。
開会にあたり片渕会長は市の建築部門幹部との意見交換会や、最低制限価格の引き上げについての要望など、最近の活動状況を報告。また5期10年にわたる任期中の協力に感謝を伝えた。
議事では18年度事業報告、会計・監査報告、役員改選について審議し、全議案を原案どおり全会一致で可決した。
神田会長をトップとした新体制では、宮下光芳氏、田中芳樹氏に代わり、荒井理人氏、木川真氏が副会長に就任。片渕会長も副会長ポストで会長をサポートする。
総会終了後は『「運命の10年」に向けた さいたま市の取り組み』をテーマに、清水勇人さいたま市長が講演。清水市長は政令市トップクラスの健全性、成長力、満足度の相乗効果で、さらなる発展を図る市の未来構想を紹介した。
懇親会では来賓に招かれた、さいたま市建設業協会の斎藤恵介会長が祝辞を述べた後に乾杯。祝宴に入り和やかに親睦を深めた。