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　金沢市内でまた新たなホテルの建設計画が浮上した。大和ハウスグループの大和情報サービス（東京都）が袋町地内に８階建てのホテルを建設することが、１６日までに分かった。
　場所は武蔵交差点一角にあるショッピングビル「かなざわはこまち」裏手の旧北国街道「ふくろう通り」沿いで、現在、２つのコインパーキングが営業している。
　開発計画によると、建設規模はＳ造８階建て延べ４６３４・４１平方メートル。建築面積は６２２・８５平方メートル、高さは約３０メートルとなる。敷地は袋町１０６の一部ほかで、面積は９３５・８０平方メートル。
　開発事業名は「（仮称）金沢市袋町土地利用計画新築工事」。大和ハウス工業の設計・施工で、１２月下旬の着工、２１年３月末の完成を予定する。
　ホテルの業態については不明だが、金沢駅や近江町市場、ひがし茶屋街などからも近く、観光からビジネスまで幅広い需要がありそうだ。
　北陸新幹線開業後、市内では駅周辺や南町、片町を中心にホテルラッシュが続いている。武蔵交差点から彦三方面での開業はあまり見られず、今回の開発で周辺への波及にも注目が集まる。