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秋田建設工業新聞社
2019/10/16

【秋田】(大)秋田大学/PPPで本道地区に立体駐車場を建設

 国立大学法人秋田大学は、本道地区に立体駐車場の新築を計画、「秋田大学本道地区立体駐車場整備等事業」として公募型プロポーザル方式で公告した。同事業は、事業者が資金調達、設計施工、一部維持管理・運営を行うPPP事業で実施する。
 計画は、秋田大学医学部附属病院に通院する患者の利便性向上などを図るため、本道地区の秋田市柳田字糠塚(1の2)地内に立体駐車場を新築するもので、建設地は既設の立体駐車場付近を予定。新築する立体駐車場は鉄骨造2層3段を上限とし、約250台規模を想定している。また、新立体駐車場の近くに約170台規模の平面駐車場も整備する。
 事業は、事業者が資金調達、設計施工、一部維持管理・運営を行うPPP事業で実施。同大学では現在、BTO方式または負担付寄附方式での実施を検討している。
 参加要件は単体またはJVで、JVの場合は◇設計・工事監理(設計・コンサル〔建築関係設計・施工管理〕、一級建築士事務所)◇建設(建築一式AまたはB、東北6県内に本・支店・営業所)◇維持管理・委託(役務の提供等A・B・Cのいずれか〔東北〕、秋田県内に本・支店・営業所)―について、それぞれ担当する構成員が要件を満たす必要がある。なお、単体企業は設計・工事監理、建設、維持管理・委託で求められたすべての要件を満たす必要がある。
 提出期限は参加表明書が11月18日、提案書が12月5日まで。ヒアリングは同月中旬に実施し、同月下旬には事業者を特定する。特定後は事業者と基本協定を結び、設計に着手。その後、令和2年2月下旬に事業者と本契約を結び、早ければ2年度から着工する見通し。3年度の供用開始を目指す。

提供:秋田建設工業新聞社