東北防衛局は、航空自衛隊秋田分屯基地の宿舎新設工事で、11月最終週に土木、機械、電気、12月第1週に建築の各工事を公告する予定で準備を進める。工事規模は建築が10億円以上20億円未満、土木と機械は1億円以上3億円未満、電気が5,000万円以上1億円未満となっており、建築は22カ月、それ以外は23カ月の予定工期で整備する。
計画は、国際教養大学の北西部(秋田市雄和椿川字奥椿台)に新しい宿舎を1棟建設するもの。緊急時の対応などに備え、既存の相川宿舎に加えて整備する。
新宿舎は鉄筋コンクリート造5階建て、延べ床面積約5,400uで、プロパン庫(RC1F10u)や自転車置場(S1F約200u)、ごみ置場(S1F約20u)なども設ける。
今年度は土木設計をダイヤコンサルタント、設備設計を二十一設計、土質調査を川崎地質、建築の設計を八洲建築設計事務所にそれぞれ委託している。
提供:秋田建設工業新聞社