野田市は15日、梅郷駅西口駐輪場整備・運営事業の公募型プロポーザル手続きを開始した。市が土地を提供し、事業者が自らの負担で来年3月末までに駐輪場を整備し、利用料金を収益として同4月1日に運営を開始する。収容台数は提案によるものとするが、最低950台収容できるようにする。
応募資格は、公共施設及び民間施設における駐輪場整備または運営事業について、過去2年間に契約の実績があること等。事業期間は契約締結の日から2029年3月31日まで。
担当部署は市民生活課交通指導係。今月21日に現場説明会を行い、11月5日から11日まで応募書類を受け付け、同下旬のプレゼンテーションを経て12月上旬に選定結果を通知する。その後、12月中旬に協定を締結し、来年3月末までに駐輪場を整備する。
計画地は、山崎1890−1他(梅郷駅西土地区画整理事業施行地区13街区の一部)、面積は1465u。土地を無償で貸し付け、事業者が設計から建設、建設に係る申請業務、駐輪場施設の運営・維持管理、放置自転車の管理など一切を自らの費用負担で行う。
対象となるのは自転車、原動機付き自転車及び自動二輪(125CCまで)。収容台数は提案によるものとするが、最低950台収容できるようにする。利用時間は24時間、利用形態は定期利用及び一時利用の両方、利用料金は周辺の駐輪場料金と均衡を図る。
駐輪場整備等の条件は、@駐輪場は平面とし、地盤高については隣接する道路の中央の高さに合わせるAアスファルト敷(透水性)とする。下層路盤は厚100mm以上、表層は舗装厚40mm以上とする。また、コンクリートを使用する場合は、下層路盤、
表層とも100mm以上とするB周囲をフェンス囲いとする。フェンスの高さは1200mm上とするC整備については、工事を市が指定する2段階方式とする。また、運営を開始するまでの間は、無料で開放するD駐輪場整備箇所は、梅郷駅西土地区画整理事業施行区内であることから、土地区画整理法第76条に基づく手続きを行うEその他、整備については、資料(別紙2※本紙では掲載省略)を参考とするF位置図(別紙1※同)に示した歩行者専用道路に配慮した設計とする。歩行者道路側に出入口を設置する場合には、利用者に対して注意喚起するG設置する機器等は、市が示す条件を満たすこと。