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建通新聞社(中部)
2019/10/15

【愛知】名市 名城工場跡地活用は20年夏にも

名古屋市交通局は旧名城工場跡地の民間貸し付けによる活用で、事業者募集を2020年度の夏ごろにも開始する見通しだ。本年度は既設建屋の解体を進める他、用地確定測量を実施して公募の準備を整える方針。
 旧名城工場跡地のうち、大津通沿いの名城公園南交差点に面する約4500平方bを貸し付ける計画。所在地は中区三の丸4ノ2ノ1。貸付期間や貸付料などの貸し付け条件や公募に際しての評価項目の検討は、18年度に三菱UFJリサーチ&コンサルティング(名古屋市東区)で行った。最終的な公募条件は20年4月から着手して決めるとしている。
 活用用地東側の用地には名城変電所を設ける計画。規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ約2107平方b。同変電所は、第2栄変電所を移設する。現変電所は、地上部への搬出出入り口がなく、機器の搬出には地下鉄トンネルを利用する他なく、災害時などに復旧時間を要することとなるため、設備更新に合わせて移設することとした。23年度に移設を完了させる計画。同変電所は、名城線ホームの北側に所在し、東山線栄駅の中改札口に近い立地にある。延べ床面積は約1200平方bで、同スペースは駅ナカ店舗など駅活性化に向けた活用を検討していく見込みだ。

提供:建通新聞社