日本工業経済新聞社(埼玉)
2019/06/06
【埼玉】頼高蕨市長が初登庁
2日投開票の蕨市長選挙で4期目再選を果たした頼高英雄市長は5日、大勢の職員・市民・議員に万雷の拍手を浴びながら本庁舎へ初登庁した。職員代表から花束が贈呈された頼高市長は「きょうから『あったか市政』第2ステージが始まります。本市が継続発展できるよう、市長として全力を尽くし、市民の期待に応えていきたい」と4期目の抱負を語った。
頼高市長は老朽化した庁舎建て替えなどを訴えかけ、幅広く支持を集めた。得票数は1万6989票。投票率47・85%となった。
頼高市長は民間企業を経て、1991年に蕨市議会選挙に初当選、以後3期務める。2007年の蕨市長選挙で初当選し、今選挙4期目当選を果たした。全国市長で共産党籍を持つ唯一の市長となる。埼玉大卒。55歳。