日本工業経済新聞社(埼玉)
2019/10/02
【埼玉】関東建設青年会議が19年度通常総会を開催
関東建設青年会議(増子秀典会長)は9月30日、ラフレさいたまで2019年度通常総会を開催した。議事は@建設業における情報交換の推進A持続的な建設産業向上の推進B社会貢献活動の発信と推進C災害対応に関する取り組みD第24回全国建設青年会議全国大会への参画――の活動方針を掲げた19年度事業計画と18年度事業報告が行われ、承認された。
増子会長は「適正な利益を確保することは若い人たちから見た建設業の魅力向上につながり重要なこと。時代はものすごいスピードで変化しており、世の中の仕組みも変化していく。建設業も女性技術者活用、週休2日、ICT施工といったことが現実になってきている。社会から理解され、応援してもらえるような業界にならなくてはならない」と述べた。
事業計画については、地域の安全・安心を守る地域建設業の役割を継続して果たしていくため、担い手を確保するための働き方改革や生産性向上に向けたICTへの対応などを積極的に進めるとともに、健全な経営を維持していく必要があるとした。そのために、会員相互の情報発信・共有をより強固なものとしていく。また全国建設青年会議の活動にも積極的に参加し、各ブロックのメンバーと連携を取り、建設産業発展に寄与するための活動を推進する。
関東建設青年会議は、関東地方各県建設業協会の若手経営者で構成している。